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ミライカケイ

LFP研究会メンバーがライフプランを軸足に綴る研究日誌(旧ブログ→http://lfp.jugem.jp/)

6月の定例会まとめ/ニュースの目(25)乱高下続く『株価』は、何を予知しようとしているのか?

 石川直子です。

 私たちの人生は、不確実性のカタマリです。以前にも同じ言葉をこのブログに書きましたが、つくづくそのことを痛感しています。

 

私たちは長生きすることを心配しながら、一方でいつ死ぬか分からないという不安も抱えています。しかし、両方同時には起こり得ず、生きているか死んでいるか、そのどちらかしかないのだ。そう思うと、今この『時間』を大事にしなければ、と思います。

 

しかし、人間はそうそう張り詰めては生きられない。だからこそ、『忘れる』という機能が備わっていて、脳がクラッシュしないように調整している。そうだとすると、自分の意思だけで人生をコントロールできるわけではないんだなあ、と少し諦めの気持ちがわいてきたりもします。

 

人間も自然の一部であり、自然現象に左右されながらゆらゆらと、時には流れに逆らったり、流れに乗ったりしながら、人生が始まり、人生を終える。それをさまざまな角度から見つめてきた経済学の歴史について、今回からしばらく勉強します。

 

                       

 

 

『ニュースの目(25)』ー日本経済新聞4月25日~6月15日朝・夕刊より抜粋-

◆乱高下続く『株価』は、何を予知しようとしているのか?

1)「株価」、「金利」、「為替」の変動

期  間

日経平均株価(円;週末)

長期金利

(%;週末)

円・ドル相場

(円/ドル;週末)

4月1日~4月5日

(4月4日黒田緩和)

12,833

0.460

96.30~32

5月6日~5月10日

14,607

0.690

101.36~38

株価変動  7日 486円高  10日416円高

5月13日~5月17日

15,138

0.795

102.51~52

株価変動 15日 337円高

5月20日~5月24日

14,612

0.845

101.60~62

株価変動 23日 1,143円安

5月27日~5月31日

13,774

0.860

100.62~64

株価変動 27日 469円安  30日737円安

6月3日~6月7日

12,877

0.860

90.58~59

株価変動  3日512円安    5日518円安

6月10日~6月14日

12,686

0.815

95.10~12

株価変動 10日636円安   13日834円安

2)外国人の売買最大 日本株19~25日、乱高下で(5/30夕刊)

 財務省の発表によると、5月19~25日の海外投資家による日本株の取引額は売却・買い入れともに、比較可能な2005年1月以降で過去最大となった。海外投資家による日本株投資は、22日までは円安進行による企業業績の回復期待から買いが拡大したが、23日以降は株価の上昇を受け、利益確定売りが膨らんだ。買越額は前週に比べ10分の1以下に縮小した。

3)不安感、震災時並み 債券投資家 指数、再び上昇傾向(5/25)

 債券市場で投資家の不安が収まらない。米国債の金利上昇を受け、日本の長期金利も23日には1年2カ月ぶりに1%まで高まった。

4)アベノミクス、乱気流に(6/16)

 円安・株高を追い風にしてきたアベノミクスが乱気流に突入している。外国人投資家は、昨年11月半ば以来、半年間で日本株を10兆円余り買い越した。彼らの合言葉は「今度こそ日本は変わる」、「世界的な金融緩和は続く」だった。この背景が揺らいでいる。きっかけは、5月22日にバーナンキ米連邦準備理事会議長が量的緩和の『出口』に言及したこと。

5)株、外国人買い越し 6月1週、3週ぶり(6/14)

6)ソロス氏、日本株購入再開(6/8 日刊ゲンダイ

 5月には保有日本株のほとんどを売却し10億ドル以上の利益を得たとされるジョージ・ソロス氏が、日本株の購入を再開したとウォール・ストリート・ジャーナルが報じた。

7)トピックス

 ①『交換』、『貨幣』、『金融市場』

1)『交換』の原点

 少人数(原則2人)による『今、必要なモノ』と『今、必要でないモノ』の交換。

  ⇒『交換するモノ』の『効用(交換価値)』が明確で、『不確実性』がない。

2)多人数の『交換』

  1)の交換機能では、うまく機能しない。

          ↓↓

    <新しい『機能』の開発>

①『モノの交換市場』ができる

②『モノ』に代わる『交換手段』ができる

⇒『貨幣』の使用(当初は『貨幣』そのものに『価値』は無かった)

③『時間の概念』の導入(『今、必要なモノ』と『将来、必要なモノ』の交換)

       ↓↓

a)『貨幣』に『価値』が付与

⇒『流動性選好論』など

⇒『モノの交換価値』と『貨幣の交換価値』の乖離(特に時間的に)

b)『モノの交換量』より『貨幣の量』が必要に

⇒『貨幣』が保蔵されるため

⇒『モノの市場』だけでなく『金融市場』も発生

c)『交換』の『不確実性』が発生・増加

⇒『不確実性のヘッジ機能』の開発

⇒『交換のグローバル化』も加わり『不確実性』は多様化・複雑化する

 

<参考>『長期金利』≒『短期金利』+『リスク・プレミアム』

 

 ②『経済学史』のABC

科学的経済学者は分析技術として『歴史』・『統計』・『理論』・『社会学』の4つを備えていなければならないが、このうちでも『経済史』がとりわけ重要である。

シュンペーター「経済分析の歴史」より

 

【続きは後日アップします】

 

                                           以上