10月定例会まとめ/ニュースの目(19)
石川直子です。
先月分をようやくまとめました。
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『ニュースの目(19)』ー日本経済新聞9月11日~10月25日朝・夕刊より抜粋ー
◆世界景気の先行きに不安の芽
1)IMF総会、共同声明発表(10/14)
・日本には、財政健全化の進展を要請
・IMFの改革(新興国の関与の増大)については、米・中が対立。
<国際通貨金融委員会 共同声明のポイント>
・世界経済は減速し、著しい不確実性と下振れリスクが残る
・欧州安定メカニズム(ESM)の発足を歓迎するが、さらなる措置が必要
・米国は「財政の崖」の解消、債務上限の引き上げが不可欠
・日本は今年度予算の財政確保と中期的な財政健全化の進展が必要
・出資比率見直しなどIMF改革の緊急性を再確認。加盟国に手続き完了を求める
2)アメリカ
・きょうのことば 米の「財政の崖」(10/14)
2013年から9年間で1.2兆ドル(94兆円)の歳出削減がスタート
・米グローバル企業 低調(10/24)
企業業績は、すでに悪化へ…新興国の景気減速で7~9月期の企業業績は下方修正へ
住宅市場は改善の方向とする見方もあるが・・・?
3)中国
・中国、7.4%成長に減速(10/18)
7~9月期、成長率7.4%に減速、三四半期連続で低下。通年でも8%割れか?
・一目均衡 中国経済のニューノーマル(10/16)
成長率減速は構造的なものか?
・11月の共産党大会で『党規約』改正へ
<参考>グローバルオピニオン『新興国の成長に限界』
米ハーバード大学教授 ダニ・ロドリック氏
4)日本
・8地域 景気判断下げ(10/23)
日銀支店長会議、8地域の景気判断下方修正
・日本企業、高格付け2割切る 過去5年で最低(10/3夕刊)
世界でのプレゼンスも低下の一途
◆トピックス・・・やさしい経済学 今 求められる「知」(10/8より12回連続)
①専門知と総合知…あらゆる学問の基礎には『人間学』を置く必要がある
②同感が支える社会…『正義感覚』の判断が。
③自由と公正
④社会強化の仕組み…『見えざる手』が働くには
⑤市場競争と倫理
⑥真の主権者とは
⑦分配の問題
⑧成長以外の解決
⑨需要管理の意義
⑩経済成長の質…多角的視点から『質』を問う時代に
⑪平和な世界を築く
⑫終末論を超えて…『専門知』と『総合知』の深化と構築が必要
以上